コラムTanuma Animal Hospital

コラム

アトピー性皮膚炎の治療法について

今回は、アトピー性皮膚炎の新しい治療法のお知らせと、これからの季節わんちゃんとのお出かけへの注意点のお話です。9月に入り、猛烈な暑さはだいぶ和らいできましたが、まだまだ日中は暑く、皮膚トラブルに注意すべき時期は続いております。そんな時期に多い皮膚病「アトピー性皮膚炎」に対して、新しい治療法(外用薬)を当院でも取り扱う事になりましたのでご紹介いたします。

 

まず、犬のアトピー性皮膚炎は、花粉やほこり、ダニ、食べ物、その他の様々なアレルゲンを吸い込んだり、接触することで、皮膚炎が起こる病気です。激しい痒みを伴い、二次的な皮膚疾患を引き起こす場合もあり、犬の代表的なアレルギー性皮膚炎の1つです。
なかなか治療管理が難しいアトピー性皮膚炎ですが、ビルバックジャパンから発売され、すでに海外では販売実績がある商品です。内服薬や注射とは違い、患部に直接薬が効いてくれ、副作用のリスクも少ないタイプのお薬になります。スプレータイプなのでとても簡単に投与でき、飼い主様やわんちゃんへの負担も軽減されることでしょう。

 

特徴としては、アンテドラッグ・ステロイド『高い効果で痒みや炎症をおさえ、皮膚の深部まで吸収されていくにつれて、徐々に分解されて作用も弱い物質へと変化する薬』を含有、内臓系などに、負担なく使うことができるお薬となります。
皮膚の痒みなど、なかなか治らないけどステロイドなどのお薬を飲むのもちょっと…っと思われている飼い主様も多いと思います。まずは、獣医師にご相談ください。

 

 

野外でも過ごしやすい季節がやってきました。
これからの時期休日にわんちゃんとお出かけしたいっと思っている飼い主様も多いと思います。そこで、ドックランやドックカフェ、宿泊施設などにお出かけするための基本ポイントをご紹介します。

 

◆「まて」「おすわり」「おいで」の基本的なしつけ

 

◆首輪、リード、迷子札の着用
→万が一わんちゃんが迷子になった時の為に、首輪などには必ず迷子札をつけてあげましょう。

 

◆ノミ、ダニなどの予防、駆除
→他のわんちゃんとの接触も考え、マナーを守るためにも心掛けましょう。

 

◆混合ワクチン、狂犬病ワクチンの接種(証明書、鑑札持参)
→ほとんどの施設で必要となります。伝染病から愛犬を守るためにもしっかりと接種してあげましょう!免疫ができるまでは2~3週間かかります。まだ今年はされていないけど施設を利用したいなどございましたら、お早めの接種をお勧め致します。
※施設によって、様々なルールがございます。施設をご利用の際は、一度施設の方へお問い合わせいただく事をお勧めいたします。

 

 

飼い主様が、お互いが快適に過ごせるように、基本的なマナーはしっかり守り、楽しいお出かけにしましょう♪

 

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