コラムTanuma Animal Hospital

コラム

避妊・去勢について

【助成手術について】
当院では、病気の早期予防のため、また、現在福岡で問題となっているワンちゃん・ネコちゃんの過剰繁殖を防ぐため、避妊・去勢手術をオススメしています。
早い時期に避妊・去勢手術を行うと、オスなら前立腺や精巣・肛門周囲の腫瘍、メスなら卵巣や子宮・乳腺に起こる病気を予防することができます。
今回は助成制度のお知らせに伴い、避妊・去勢についてお話いたします。

 

<避妊・去勢を行うメリット>
・若いうちに行っておくことにより病気の予防になります。

 

☆男の子で多い病気
(前立腺肥大症,会陰ヘルニアなど)

 

☆女の子で多い病気
(乳腺腫瘍,子宮蓄膿症など)
・性欲求,性ホルモンによる心身の変化によるストレスからの解放
・ネコちゃんの場合、発情期独特のニャオーンと大声で鳴く行動がなくなる
・望まない子犬・子猫が産まれない
 …など

 

「子宮蓄膿症」
子宮蓄膿症は、文字通り子宮に膿がたまってしまう病気です。発情期等の抵抗力が落ち気味の時期に子宮に菌が入る事によってこの病気になります。
子宮に膿が溜まると子宮内に強い炎症がおこります。
膿が蓄積する事によって子宮が破裂してしまうと、子宮内の膿がお腹の中に漏れ出し、腹膜炎や敗血症になり死亡してしまいます。
この病気は子宮に膿がたまっていても動物が元気でいる場合があるため発見が遅れてしまうことがしばしばあります。
遅ければ遅いほど助かる確率は低くなってしまう為、早期発見が重要な病気です。

 

「乳腺腫瘍」
乳腺腫瘍はどの時期に避妊手術をするかが非常に重要とな病気です。
乳腺腫瘍の悪性率は犬で約50%、猫で約90%と言われています。
猫の場合、乳腺腫瘍が発生した場合悪性でない確立の方が低いと言われるほどです。
犬の乳腺腫瘍は初回の発情前に避妊手術をした場合、その後の発生率は約0.5%だと言われており、1回目の発情後の場合は8%、2回目の発情後は26%と手術のタイミングが遅れれば遅れるほど発生率が高くなっていきます。
2回目の発情は1歳前後でくることがほとんどだと言われています。(※種類により差があります)
ですので、乳腺腫瘍を予防するためには最低でも1歳前後までに避妊手術をする必要があります。

 

避妊手術を決められた期間内で行うことで死亡率の高い病気にかかる可能性を下げるだけではなく、手術や治療などで動物にかかる負担を取り除く事ができるのです。
避妊・去勢の手術が生まれて初めての手術になる子や、生涯の中でたった一度だけの手術になる子もいるかもしれません。元気なのに手術をする事に抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。ですが、先程例にもあげた子宮蓄膿症は死亡率の高い恐ろしい病気の一つです。しかしこの病気は避妊手術をしておくことで100%予防することができます。ですので今後飼い主様とペットが安心して生活していける為にも手術について考えて頂ければと思います。

 

<避妊・去勢を行うデメリット>
・子供ができなくなる
・肥満になりやすい
・全身麻酔による手術のリスク
 …など

 

「かわいい愛犬の子供を見てみたい」と思う方も少なくないと思います。
しかし、発情・妊娠・出産というのは、動物にとって心身ともに大きなストレスがかかり、個体によっては命にかかわる危険な出産となることもあります!

 

また、「健康な体にメスを入れるなんてかわいそう」「自然のままでいさせてあげたい」などのご意見をお持ちの飼い主様もいらっしゃるかと思います。
しかし、手術を受けさせないことの方がかわいそうな事態を引き起こすケースも少なくありません。
歳を取ってから多くみられる子宮蓄膿症、乳がんや会陰ヘルニアなどの病気で苦しんだり、命を落としたりするワンちゃん、ネコちゃんは少なくありません。

 

当院で11月は助成期間となりますので避妊・去勢がまだの方は大切な家族のために一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?
ご不明点、手術についてのご相談がございましたらお気軽にスタッフまでお問い合わせください。


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