コラムTanuma Animal Hospital

コラム

子猫を保護した時について

*子猫を保護した時の対処法について*

暖かくなると子猫を保護しましたと言われて病院に来られる方が多くなります。ですので今回は子猫を保護した場合にどのようにすれば良いのかをお伝えしたいと思います。まず、子猫を保護したら外傷の有無に関わらず病院へ行くようにして下さい。病院では日齢の推定、雌雄の判別、健康状態の確認を行うようにしましょう。

 

 

*子猫が家にやってきた際に先ず行うこと*

子猫の感染症に注意しましょう!ご自宅に病気の猫ちゃんがいる場合は子猫へ感染しないように、また子猫が既に何かしらの病気をもっている可能性がある場合は、飼っている猫ちゃんに感染しないように注意が必要です。子猫をお家で保護する場合、子猫の居場所を2週間はむやみに移動させないようにしなければいけません。

 

・タオル・食器・トイレ・雑巾などは専用のものを用意します。
・子猫を触る時には必要であれば専用の服などを着て、手袋をするようにしましょう。
・子猫に触る前後で必ず石鹸を使って手を洗います。

・子猫は自身で体温調節ができない為保温が重要になります。特に保護時に身体が濡れているようであれば身体を拭き保温をするようにしましょう。

・状態の良くない子猫の寝床の温度は30℃以上を維持します。湿度は50~60%あれば、子猫の脱水や粘膜の乾燥を防ぐ事ができます。(こういった子猫は原因によらず、低体温・低血糖・脱水に陥っています)

 

☆保温方法☆
・段ボールなどにタオルを敷き。子猫を入れる。
・保温ヒーター、湯たんぽ、使い捨てカイロなどで子猫を保温する。

※低温やけどに注意して、ヒーター類と子猫の身体が直接触れないように気を付けましょう。低温であったとしても、長時間身体のそばにヒーター類があると火傷をしてしまうことがあります。

 

*猫用のミルクを使用する*

牛乳や他の動物のミルクは子猫の哺乳には使用しないようにしましょう。一時的に代用したとしても、軟便になったり下痢をしてしまう可能性があります。

※猫は肉食獣で、牛は草食獣なので栄養バランスが異なります。猫ミルクは、牛乳やほかの動物のミルクより脂肪とたんぱく質含有量が多くなっています。

 

猫用の人口ミルクは、粉や液体などの各種製品が販売されており、どの製品を使用しても構いません。ただ、製品によって違いがあるので、使用する製品を数種に限定したほうが便の状態や発育のスピードなどに感覚的になれることができます。

 

~ミルクは熱すぎないように注意しましょう~

授乳温度は35℃~38℃で、子猫に飲ませる前に必ず手に直接垂らし、熱すぎないことを確認します。熱すぎた場合、ゴクンと一口飲み込んだ直後にゴムの乳首などから急に口を放して、飲むことを拒否します。逆にぬるすぎても飲みが悪くなる子猫もいます。

※哺乳瓶は使用するたびごとによく洗い、煮沸消毒する必要があります。ミルクを作り置きはせず、飲み切る量を哺乳ごとに調節しましょう。溶かしたミルクをすぐにのませず、室温に置いた場合は、1時間程度で廃棄するようにします。

 

*離乳する場合*

離乳させる場合は週齢ごとにきちんと段階を踏むようにしましょう。3~4週齢ごろになると浅い皿からミルクをなめることができるようになります。ただし、いきなり1回に飲む量の全量を皿から飲ますのではなく、1週間ほどかけて皿から飲む量を徐々に増やしていきます。

4~5週齢ごろになると前歯(乳歯)が生え始めるのでミルクに柔らかい缶詰などを混ぜて食べる練習を始めましょう!ミルクを吸う口の使い方と固形食を食べる口の使い方はまったく違うので、時間をかけてミルクから固形食に移行していきます。

5週齢ごろを超えるころには奥歯(乳歯)が生え始めるので缶詰にドライフードも少量混ぜます。離乳は6~9週齢で完了するようにします!途中で下痢をしてしまった場合は以前の食事に戻して、落ち着くころにまた固形食などを与えてみるようにしましょう!

 

*トイレについて*

排泄は生後3週までは自力ではできないため、濡らしたティッシュやガーゼなどで、肛門と陰部をやさしく刺激します。
排泄は、寝起き後、食後、遊んでいるときなどにしやすい傾向があります。離乳が完了する頃になると母猫からもらった抗体が消失し始めます。ワクチン接種を検討されている場合はこの頃に病院に行くと良いでしょう。

 

ワクチンのみにかかわらず、予防薬や駆除薬が必要になる場合もあると思いますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
またいずれは里親を探したいという方の場合は当院でポスターの掲載などもしておりますので(ポスターは飼い主様に作成して頂いております)ご希望の場合はお申し付けください。


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