コラム
犬が四肢を舐める・噛む行動
さて、今回は「犬が四肢を舐める・噛む行動」についてお話します。
普段わんちゃんと生活をしていて、四肢を舐めていたり、噛んだりする様子を見かけた事はありませんか?
実はその何気ない行動にはきちんと理由があります。
例えば、気持ちを落ち着かせたい時です。
大きな音や環境の変化はストレスの原因になりやすく、気を紛らわせようとするサインの可能性があります。
その他、暇つぶしで舐めている場合もあります。
犬は留守番や家族が寝た後など退屈になると前肢の舐めやすい場所を一生懸命に舐める事があります。
また皮膚アレルギーや痒み・痛みがあると、そのヶ所を気にして舐めたり、噛んだりする事があります。
何気ない舐める・噛むという行動の裏側では、様々な理由が存在します。
ではその行動をそのまま放置すると、どの様な事が起こるのでしょうか?
まず、指の間は湿気も多く、菌が繁殖しやすい箇所です。
舐める事でさらに菌が繁殖しやすい状況になり、皮膚炎や痒みの原因に繋がります。また患部を舐め続けて脱毛してくるケースもあります。
痛みで気にしている場合、打撲、捻挫、爪が折れている、何かが肉球に刺さっている場合があります。早期に発見することが最短の治療に繋がります。
そんな悪化を防ぐため、いくつかの予防と対策をご紹介します。
まずストレスが原因の場合は、なるべくストレスを感じさせないように生活しましょう。
ストレスの原因が分かっている場合は、その原因を取り除いたり、十分な運動をする事で、暇つぶしで舐めている子にも効果が期待できます。
怪我や痛みが原因であれば、早期発見が対策になりますので、日頃からボディーチェック・ケアを行ってみてはいかがでしょうか☆
足先はとても敏感な場所です。日頃からケアを行い清潔に保ちましょう♪