コラムTanuma Animal Hospital

コラム

猫ちゃんの痛みについて

「猫ちゃんの痛みについて考える!」
まずはこちらの文章をご覧ください。

 

・猫は犬に比べて痛みに対して強い
・猫は痛みを表現しないから、痛いかどうかわからない
・猫がたとえ痛かったとしても、どのようにしたらいいかはっきりわかっていない

 

これは、多くの方が思ったことのある「猫ちゃんの痛み」に対しての印象だそうです。
全てではなくてもいくつか当てはまる点があったのではないでしょうか??

猫ちゃんと私たち人間が「痛い!」と感じるメカニズムは実際は同じなのです(これはワンちゃんも同じです)
けれども、伝え方や痛みの表現が人とは大きく異なる為に私たちはそのサインを上手くくみ取ることができません。

 

「痛いのかどうかわからない」「痛みの評価が難しい」という感覚はここからきているのです。
では、そんな猫ちゃんの痛みに対してどのように向き合っていけばよいのでしょうか・・?
それは、普段からねこちゃんと共に生活している飼い主さんが一番わかってあげられることなのです!

 

病院よりも生活し慣れているおうちの方が猫ちゃんは様々な「サイン(行動の変化)」を見せてくれます。
猫ちゃんの痛みによるサイン(行動の変化)は以下のようなものがあります。

 

・以前のように遊ばなくなる
・触られたがらない
・グルーミング行動が減る
・食欲がない
・眠りが浅い
・好きな高い場所に飛び乗らなくなる
・飛び降りなくなる
・人に対して攻撃的になる
・トイレを失敗する
・スプレー行動をする
・不安行動を示す
・ケージの隅にいて、ずっと動かない
・体を丸めて動かない
・耳が寝ている
・ほほに力が入っている
・髭が下向きになっている
・不自然な姿勢のままでいる

 

その他にも「痛み」の種類によってそのサインは様々です。
痛みのサインに気づくためには「いつもと何か違うな?」と飼い主さんが感じることです。

 

このように普段に比べて違和感を感じる場合は、病院に相談しましょう!(※症状によっては診察に連れてきて頂かないとわからないものもございます!)
時間がたてばたつほど薬の量が増えたり、処置で麻酔が必要になってしまったりする可能性があります。
早期発見ができれば猫ちゃんへの治療の負担も大きく変化してきます!

 

毎日の何気ない仕草を見逃さないように、遊んであげている時やご飯を食べている時、排泄をしている時などをチェックするようにしましょう☆

 

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