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2021年8月22日付「読売新聞」に紹介されました。

 

犬も熱中症 飼い主が注意

 

暑さはペットの健康にも影響する。福岡市の中村絵美さん(40)は、6月に外出から帰宅した際、室内で飼っているヨークシャーテリアの「ラテ」が、ぐったりしているのに気づいた。

ラテをかかりつけの東福岡たぬま動物病院(福岡県志免町)へ連れていくと、熱中症と診断され、点滴などの処置を受けた。

翌日には元気になったものの、「発見が遅かったら最悪の事態になっていたかも」と振り返る。

 

診断した副院長の田沼幸子さん(48)によると、犬は毛で覆われているため熱がこもりがちだ。汗で体温を調整する人間と違って、犬は舌を出して「ハッ、ハッ」と速く呼吸することで熱を逃がすが、暑すぎると十分に熱を放出できない恐れがある。

リスクは犬種によっても異なる。寒い地域が原産とされるゴールデンレトリバーやハスキーなどは暑さに弱い。パグやフレンチブルドッグは、空気の通る器官「鼻道」が短いため、呼吸による体温調整をしにくい。

 

犬が熱中症になると、激しい呼吸や大量のよだれ、ふらつきなどの症状が見られる。その場合はすぐ涼しい場所に移し、太い血管がある部位(首や足の付け根など)に水道水をかけるなどの応急処置を行う。様子が落ち着いても、後に腎不全などを引き起こす恐れがあり、動物病院の受信が望ましいという。

 

予防も大切だ。犬は体高が低くて地面からの照り返しを受けやすいため、暑い時間帯の散歩は避ける。首回りに脂肪がつくと気道が圧迫され、呼吸による体温調整を妨げる恐れがあるので、適正体重を維持する。

田沼さんは「ペットは言葉が話せない。飼い主が体調を管理し、異変にも気づいてあげて」と呼びかける。

 

■犬の熱中症の予防法や注意点

・散歩は早朝や日没後に行い、こまめに水を与える

・エンジンを切った車に放置しない

・留守番させる際は、エアコンを26~28度に設定。カーテンは閉める

・屋外で飼う犬は、日陰や風通しの良い場所に居場所をつくる

・肥満に気をつける。体をなでた時、犬の背骨とあばら骨が手に軽く触れるくらいの体形が適正

 

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